404Timeのオーナーです。
世界の一風変わった時計をご紹介いたします。
本日は「HALDIMANN」のH1 Flying Central Tourbillonという時計を紹介したいと思います。
こちらは世界三大複雑機構の一つであるトゥールビヨンが搭載された時計なのですが、見ての通り、時計の心臓部とも言える脱進機が中央に位置していて、さらに剥き出しの状態になっています。
こちらの時計はスイスの独立時計師協会に属するベアト・ハルディマンが立ち上げたブランドの時計ですが、若くして資格保有率1%といわれる難関の国家認定職人マイスターの称号を取得しています。
偉大な時計師ですね。
なんと言っても、複雑機構であるトゥールビヨンが中央にあることと、大きなテンプを採用していることが特徴ですが、面白いところは、あたかもトゥールビヨン があるはずの中央から時針と分針が出ているところも注目です。
ただでさえ中央にテンプを配置することが珍しいのに…
見れば見るほど引き込まれてしまう美しいトゥールビヨン。このH1 Flying Central Tourbillonの脱進機は他のトゥールビヨンの脱進機と比べても、圧巻の美しさですね。カバーのデザインがシンプルでお洒落ですね。
美しい時計はどの角度から見ても美しいものです。
裏からはあえて機構部が見えないようになっているのでしょうか。石の配置ですら綺麗に見えてきました。
HALDIMANNの他の時計にも魅力的なものがありますので、またの機会にご紹介致します。
最後に以下にスペックを示します。
・ケース : ローズゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールド、プラチナ
・直径 : 39mm 又は 42mm
・厚さ : 10.8mm
・ムーブメント : 手巻き
・パワーリザーブ : 38時間
・参考価格 : $68,500~$85,000 (約7,200,000円 ~ 9,000,000円)