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404Timeのオーナーです。

世界の一風変わった時計をご紹介いたします。

本日は「ARNOLD & SON」のGolden Wheelという時計を紹介したいと思います。

こちらの時計は「Wandering Hour」と言う方式が採用されています。直訳すると「彷徨う時間」。趣がありますね…

初めて見る方には時計の見方がわからないかもしれませんね…

複雑そうに見えて、見方さえわかれば見やすい時計です。文字盤上半分に小さく0~60分までを10分刻みでスケールがあるのがお分かりいただけるでしょうか。

そのスケールの下部に白い帯のような部分がありますね。そこに上記の写真には「10」が表示されていると思います。

そうです。この「10」が時間を示し、その文字のいる位置が分を示す時計となっています。

よく見ると透明な3枚の円盤に「2,5,8,11」「1,4,7,10」「3,6,9,12」の数字が描かれています。この透明な円盤が6時位置に来ると90度回転します。

 

とても斬新な時針ですね。

 

しかし、変わっている部分はこれだけではありません。

秒針の動き方にも他とは違った特徴があるのです。

 

こちらのGolden Wheelは機械式時計です。通常の機械式では秒針は1秒毎に刻むのではなくスムーズに動く「スィープ運針」と呼ばれる動き方をするのですが、この時計はまるでクォーツ時計のように1秒毎に秒針が刻まれるのです。この方式は「ステップ運針」などと呼ばれています。

 

機械式でステップ運針をする時計はなかなか見られません。私の知るところロジェ・デュブイのエクスカリバーも機械式ながらステップ運針だった記憶があります。(間違っていたらすみません)

 

最後にこちらのGolden Wheelのスペックを以下に示します。

 

・ケース : 18k red gold 

・直径 : 44mm

・厚さ : 13.5mm

・30m防水

・ムーブメント : A&S 6018

・45時間パワーリザーブ

・29ジュエル/28,800振動

・125本限定 $47,500 (約500万円)